このミス大賞受賞作品、『名探偵のままでいて』を読了~。
ブクロブでも書いた通り、探偵役はおじいちゃん。しかもレビー小体型認知症を患っているのだ。この御仁、かつて小学校の校長をつとめあげた切れ者で、体調がいいときに、主人公である孫の楓が持ち込む事件を、あざやかに解いていく、いわゆる安楽椅子探偵である。
あちこちにミステリー愛がちりばめられ、ラブあり、ハラハラあり、そして現代社会が抱える認知症患者の日常あり、しかも、嫌味のない文章、かつ、ラストなんてもうね、申し分ないわけでございます。
続巻が単行本で刊行されているとのこと。文庫になるのが楽しみなのだ。
すっきりとした読了感がお好きな方にオススメです。
このブログ、SNSで紹介するとき、ブクロブの画像がついてこないので、わたくしの作品の画像をつけておきます☆ 画像クリックで、拙作HPへジャンプします☆彡
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