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20210806 ワンタンと稲荷弁当.JPG

お弁当と時々物語

カフェ・ド・ヨルツキ

 すっかり遅くなりましたが、拙作『ねえ、北極パンケーキを食べようよ』の連載が、無事に完了しました。

 2025年3月14日から毎日、手動で!! エブリスタさんにて連載をしていた作品でして、2か月かけて、5月16日に完結いたしました! つまり一月前のことですね。完結させたのに感無量になっていて、すっかりご報告が遅くなりました(ちょびっと嘘)。


 完結バーストもいただいて、本作のスコアはトレンド青春最高9位、人気青春最高19位。そして、身に余るほどのご感想もいただけました。ありがたいことでございます。嬉しい。


 エブリスタさんには「予約投稿」というシステムがあるにもかかわらず、なぜゆえ手動で投稿していたのか。

 原稿ができていなかったのではない。ふふん。むしろ、1年以上前に完結させた作品ですらある。

 じゃあなんでだ、といえば、ひとえにわたくしがヘタレであるのが原因です。

 昨年。『一瞬で恋する君のおにぎり』を予約投稿していたら、「本当に投稿できているかな。システムに問題はないだろうが、自分が予測不能のヘマをしたかもしれな」と毎日確認していたからでございます。

 だったら初めから自分でやればよかろうと、手動投稿を実施。それはそれは……大変だった!!

 投稿して、「投稿したよ」お知らせを各位へ送るだけでもう30分経過でございますよ。気持ちがわちゃわちゃしているので、次作の準備をしていても、ぜーんぜん集中できないし。無事に参考引用文献まで投稿し、完結ボタンをクリックしたとき、どんなに身体の力が抜けたか。

 ライブならではの感覚。実に──実に楽しかったです!!

 

 それから次作にかかるべく、ああだこうだ、とプロットを練っているのですが(正しくは次次作。『北極』の次作はすでに書いたのだ)、「こうしたらどうだ」、「だったらこれは?」とやるうちに3本もできてしまいましてね。

 そのうちの「これ、とりかかるのは3年後になりそう」というやつを「そんなに待てるか!!」とエブリスタさんの妄想コン『伝説の○○』へ10日で仕上げて応募。半年以上「どうするよ、これ」と身もだえていたブツをカタチにできて、すさまじい達成感です(今ここ)。12万文字クラスの設定を8000文字におさめたんだよ。われながらすんごい無茶ぶりなのだ。

 もともと、わたくし、近未来サスペンス派でございましてね。地球を危機に陥れ、それをなんとかしようと奮闘する物語はお手の物なのだ(自画自賛)。今回はここ数年の経験を生かして青春をトッピング。高校生のはちゃめちゃ奮闘記にしてみました。

 お時間ありましたらこちらもよろしくお願いいたします🍀


 なんだか、毎年春先あたりにエブリスタさんで長編の連載をするのがルーティンになって3年目。

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。  


***

**

長編『ねえ、北極パンケーキを食べようよ』


札幌で暮らす高校生、

クールな六花と八方美人な男子の睦月。

二人が出会ったきっかけは北極!?

少しずつ気持ちが近づくけれど──

クラスの女子・砂川が睦月に猛プッシュ!

そんなとき起きたのは──

大人だって頑張っちゃうぞ!

なんもだ、けっぱれ、ハートフル、青春『じわっ』恋物語です。


***

**

短編『きみのお口に人差し指』


のほほんとして見えるチルは日々クラスでイジメられていた。

けれどそれは──彼女の戦略なのだ!

騒ぐな、目立つな、事を荒立てるな──神居家の家訓である。

それを破るとどうなるかって? そりゃあもう……世界があらぶっちゃうのである。

ゆえにチルは苦肉の策、「相手の感情を無効化」する技術を身に着けた。

それがすなわち

『きみのお口に人差し指』作戦。

なのに春太郎がグイグイはグイグイきて。それだけじゃなくて──世界を救うって誰が? あたしが?

世界を救うって誰が? あたしが?

SFテイスト青春ラブコメ★

画像クリックでエブリスタさんのサイトへジャンプします
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 逢坂冬馬の氏文庫版『同志少女よ、敵を撃て』を読了しました。

 本作、単行本で刊行してすぐに大評判になったのでご存知の方も多いことでしょう。

 わたくしも気になっておりました。「文庫になったら買おう」と思っていて、ようやく年末に文庫が刊行されたので入手。

 えー……、未読本が多く積み上がっていたため、順番に読んでおりましてね。ようやく3月に本作を拝読する機会に恵まれたのでございます。


 本作、名作。

『本』というのはコーヒーや紅茶、あるいは味噌や醤油みたいに、各人の好みがある、というのが持論。そのうえで、本作は、「数年したらまた読みたいかも」と思う作品でした。

 わたくしにしては実に珍しいことでして、こういう作品はほかに上橋菜穂子氏の『香君』とか原田マハ氏の『総理の夫』とか三浦しをん氏の『愛なき世界』とか伊坂幸太郎氏の『陽気なギャングが地球を回す』とかなんですけど。……ジャンルバラバラだな、おい。

 わたくしにとって大切な本になったことは間違いなし。

 出会えてよかった、と思える作品でした。

 

 セラフィマの表紙がこのブログではついてこないっぽいので、代わりに拙作画像をつけておきますね❄ お時間ありましたら、ご覧いただけると嬉しいです! 極域と高校生四角関係の物語です❄ 現在、毎日更新中!

(画像クリックで、最近連載開始した拙作サイト・無料へジャンプします✨)


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