長編『ねえ、北極パンケーキを食べようよ』完結しました!(遅い)
- さく 天川
- 6月15日
- 読了時間: 3分
すっかり遅くなりましたが、拙作『ねえ、北極パンケーキを食べようよ』の連載が、無事に完了しました。
2025年3月14日から毎日、手動で!! エブリスタさんにて連載をしていた作品でして、2か月かけて、5月16日に完結いたしました! つまり一月前のことですね。完結させたのに感無量になっていて、すっかりご報告が遅くなりました(ちょびっと嘘)。
完結バーストもいただいて、本作のスコアはトレンド青春最高9位、人気青春最高19位。そして、身に余るほどのご感想もいただけました。ありがたいことでございます。嬉しい。
エブリスタさんには「予約投稿」というシステムがあるにもかかわらず、なぜゆえ手動で投稿していたのか。
原稿ができていなかったのではない。ふふん。むしろ、1年以上前に完結させた作品ですらある。
じゃあなんでだ、といえば、ひとえにわたくしがヘタレであるのが原因です。
昨年。『一瞬で恋する君のおにぎり』を予約投稿していたら、「本当に投稿できているかな。システムに問題はないだろうが、自分が予測不能のヘマをしたかもしれな」と毎日確認していたからでございます。
だったら初めから自分でやればよかろうと、手動投稿を実施。それはそれは……大変だった!!
投稿して、「投稿したよ」お知らせを各位へ送るだけでもう30分経過でございますよ。気持ちがわちゃわちゃしているので、次作の準備をしていても、ぜーんぜん集中できないし。無事に参考引用文献まで投稿し、完結ボタンをクリックしたとき、どんなに身体の力が抜けたか。
ライブならではの感覚。実に──実に楽しかったです!!
それから次作にかかるべく、ああだこうだ、とプロットを練っているのですが(正しくは次次作。『北極』の次作はすでに書いたのだ)、「こうしたらどうだ」、「だったらこれは?」とやるうちに3本もできてしまいましてね。
そのうちの「これ、とりかかるのは3年後になりそう」というやつを「そんなに待てるか!!」とエブリスタさんの妄想コン『伝説の○○』へ10日で仕上げて応募。半年以上「どうするよ、これ」と身もだえていたブツをカタチにできて、すさまじい達成感です(今ここ)。12万文字クラスの設定を8000文字におさめたんだよ。われながらすんごい無茶ぶりなのだ。
もともと、わたくし、近未来サスペンス派でございましてね。地球を危機に陥れ、それをなんとかしようと奮闘する物語はお手の物なのだ(自画自賛)。今回はここ数年の経験を生かして青春をトッピング。高校生のはちゃめちゃ奮闘記にしてみました。
お時間ありましたらこちらもよろしくお願いいたします🍀
なんだか、毎年春先あたりにエブリスタさんで長編の連載をするのがルーティンになって3年目。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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長編『ねえ、北極パンケーキを食べようよ』
札幌で暮らす高校生、
クールな六花と八方美人な男子の睦月。
二人が出会ったきっかけは北極!?
少しずつ気持ちが近づくけれど──
クラスの女子・砂川が睦月に猛プッシュ!
そんなとき起きたのは──
大人だって頑張っちゃうぞ!
なんもだ、けっぱれ、ハートフル、青春『じわっ』恋物語です。
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短編『きみのお口に人差し指』
のほほんとして見えるチルは日々クラスでイジメられていた。
けれどそれは──彼女の戦略なのだ!
騒ぐな、目立つな、事を荒立てるな──神居家の家訓である。
それを破るとどうなるかって? そりゃあもう……世界があらぶっちゃうのである。
ゆえにチルは苦肉の策、「相手の感情を無効化」する技術を身に着けた。
それがすなわち
『きみのお口に人差し指』作戦。
なのに春太郎がグイグイはグイグイきて。それだけじゃなくて──世界を救うって誰が? あたしが?
世界を救うって誰が? あたしが?
SFテイスト青春ラブコメ★
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