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お弁当と時々物語
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逢坂冬馬氏の文庫版『同志少女よ、敵を撃て』を読了~
逢坂冬馬の氏文庫版『同志少女よ、敵を撃て』を読了しました。 本作、単行本で刊行してすぐに大評判になったのでご存知の方も多いことでしょう。 わたくしも気になっておりました。「文庫になったら買おう」と思っていて、ようやく年末に文庫が刊行されたので入手。...
3月22日


蝉谷めぐ実氏の『おんなの女房』読んだ!
蝉谷めぐ実氏の『おんなの女房』を読了しました。 ブクロブでも書いたのですが── 文政の江戸、歌舞伎女形へ嫁いだ志乃が、厳格な武家世界から芝居の世界へ放り込まれて奮闘し、そして──という物語である。 デビュー作『化け物心中』も圧巻の芝居の世界を描いたけれど、本作でも胸...
3月12日


米澤穂信氏の『黒牢城』読んだ~
米澤穂信氏の『黒牢城』を読了しました✨ 米澤氏の作品は氷菓から楽しく拝読させていただいており、小市民シリーズが大好物でございます。 そんな米澤氏の時代小説。びっくりしましたねえ。どんなガチな時代小説ファンも満足する重厚なつくり。かつ、ものすっごくミステリ! だいたい歴史...
2月24日
東野圭吾氏の『透明な螺旋』読んだ~
大晦日に東野圭吾氏のガリレオシリーズ10の文庫『透明な螺旋』を読了。 ガリレオシリーズ、物理学者の湯川学が捜査に協力して事件を解決へ導くというシリーズ。 時事問題がたっぷり盛り込まれ、多くの世代に渡った登場人物がそれぞれの思いで事件を複雑にしていく様子を、簡潔に、そして...
1月1日
宮部みゆき氏の『子宝船』読んだ~
宮部みゆき氏の「子宝船」を拝読しました。 岡っ引き見習い北一と相棒・喜多次が事件に立ち向かう捕物帖シリーズ第2段。 さえないけれど、丁寧に暮らしていこうと心がける主人公・北一。 亡き親分の生業だった文庫を作って売りながら岡っ引き見習いとして日々奮闘。...
2024年12月21日
坂木司氏の『ショートケーキ。』読んだ!
坂木司氏の連作短編集『ショートケーキ。』を読了しました。 坂木氏の最大の持ち味といってもいい、「読みやすさ」。それが最大限に生かされた作品集です。 物理的に薄い冊子です。持ち運ぶのに実に軽い。昨今の書籍にしては価格も低め。...
2024年12月2日


朝井まかて氏の『白光』を読んだ~
朝井まかて氏の『白光』を拝読しました。 朝井氏の作品はデビュー作の『花競べ』から愛読させていただいている。 『ちゃんちゃら』あたりから、「この人、はんぱないぞ」を応援をさせていただいている。 本作も期待をうらぎらぬ熱量であふれている。...
2024年5月31日
東野圭吾氏の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』文庫版を読了
東野圭吾氏の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』文庫版を拝読いたしました。 東野作品の新しいヒーローと歌われる武史の登場作品です。 「名もなき町」とあるので、タイトルだけ見ると、架空のこじゃれた街の話かとも思えますが、現代舞台のよくあるちょっとした田舎町を舞台にした殺...
2024年4月14日
くわがきあゆ氏の『レモンと殺人鬼』読んだ~
くわがきあゆ氏の『レモンと殺人鬼』を拝読。 このミス大賞の文庫グランプリ受賞作品である。 読了感は正直よくない。かなり悪いともいえる。そういうのが好きなかたにはおすすめです。 ──そんなやつ、いねえだろ、とか思っていたころもあったけれど、世の中は広くて、そういうの大好き★と...
2023年8月15日


宮部みゆき氏の『魂手形』読んだ~
宮部みゆき氏の三島屋変調百物語七之続『魂手形』を読了。 宮部氏の時代小説、怪談でございます。 本作、文庫版が出るたびにわくわくして手元にお迎えしております。 今回はこのめちゃくちゃ暑い夏にまさにふさわしい怪談。読んでいる最中は暑さを忘れましたぞ。...
2023年8月1日


塔山郁氏の『病は気から、死は薬から』読んだ~
塔山郁氏の『病は気から、死は薬から』を拝読。 薬剤師シリーズの第4弾である。 美人薬剤師のノウハウで謎解きをする日常系ミステリーでございます。 本作は漢方も登場。 ブクロブに記載したとおり、漢方ネタがたっぷりの作品。よく聞く薬も多く登場するので読み手はドキっとしてしまうのだ...
2023年7月24日


村上春樹氏の『街とその不確かな壁』読了!
村上春樹氏の『街とその不確かな壁』を読了しました! なぜ「!」がつくかといえば、お読みになった方はおわかりでしょうが、読むのに大変苦労をした作品だからである。 とくに前半は『世界のおわりとハードボイルドワンダーランド』の壁のはなしのほうを抽出して、まあいっちゃえば、ねちねち...
2023年6月3日


原田マハ氏の『〈あの絵〉のまえで』読んだ~
原田マハ氏の『〈あの絵」のまえで』を拝読。 ブクロブにも書いた通り、原田氏のガチ美術モノと、ほんわかモノの中間みたいな短編集。 絵画にまつわるほんわかヒューマンエピソード集かとおもいきや、どの話もグルメワードが登場。これがですね、最高に美味しそうでお腹がすく。...
2023年5月7日
原田マハ氏の『総理の夫』読んだ!
原田マハ氏の『総理の夫』を拝読。 おや? と思われたかた、そうです、お察しのとおり、本作は結構前の作品である。単行本が刊行したのは2013年である。10年前ですね。 なぜにいまごろ? というのはですね、忘れていたからです!...
2023年4月30日


塔山郁氏の『甲の薬は乙の毒』読んだ~
塔山郁氏の薬剤師・毒島香織シリーズ第2段、『甲の薬は乙の毒』を読了しました。 上記、ブクロブにも書いた通り、本作は主人公のホテルマン・爽太がくりひろげる、お薬ミステリー。 ホテル業、薬剤業のふたつの業界を知ることができて、知的好奇心が満たされる1冊となっております。...
2023年4月9日
南原詠氏の『特許やぶりの女王』よんだ~
南原詠氏の『特許やぶりの女王』を拝読。 2022年このミス大賞受賞作でございます。 このところ、「このミス大賞」シリーズを拝読させていただいている。 どれも勢いがあって面白いですねえ。 さて、本作。 ブクロブに書いた通りの感想でござった。 すなわち──...
2023年3月11日
塔山郁氏の『薬も過ぎれば毒となる』よんだ~
塔山郁氏の『薬も過ぎれば毒となる』を拝読。 塔山氏の作品ははじめてである。このミス出身のかたですね。わくわく。 ブクロブにも書いたのですが── 本作は ホテルマンの主人公が出会った、薬剤師の女性がその薬の知識で謎を解いていくシリーズ、第1段である。...
2023年3月5日
中山七里氏の『総理にされた男』よんだ~
中山七里氏の『総理にされた男』を拝読。 えっと中山氏、勝手に女性かと思っていたら男性だったのですね。このブログを書くにあたって調べてびっくりした。そうか、そうだったのか。 さて、本作である。 中山氏の作品ははじめてでわくわく。...
2023年2月18日


烏丸尚奇氏の『呪いと殺しは飯のタネ』よんだ~
このミス大賞2022隠し玉シリーズの1冊である。 当然、ミステリーである。 帯には、「ぬるま湯みたいな貴方の人生に、感電死するような刺激をお届けします」とあった。ほほう。感電死。では、とAmazonでポチった品であった。 ブクロブでも書いた通り──...
2023年2月11日


長編書きさんの短編とか掌編
わたくし、基本的に長編書きである。 10万文字を目安にして、ひとつの物語を書きあげるのである。 シロクマは20万字で、書籍にすれば上下巻クラスであろうか。 長編書きならお分かりであろうが、10万文字でも大した内容は盛り込めない。あらすじだけのプロットならまだしも、キャラの行...
2023年2月5日




2024年11月27日


2024年10月6日


2024年9月14日


2024年8月13日


2024年8月8日
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