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今村翔吾氏の『イクサガミ』全巻読了!
今村翔吾氏の明治バトルもの、『イクサガミ』全4巻を読了しました!! のべ3年かかりました。ものすごい達成感。 明治を舞台に、賞金を懸けて腕に覚えのある者たちの壮絶デスゲーム。 膨大な登場人物数にそれぞれの背景、これまたそれぞれの技にバトルシーンなどてんこ盛りのシリーズ。 コミックでいうところの少年ジャンプを彷彿とさせるワザとバトルだらけで、その筋に目がない方にはうってつけのシリーズである。 アクションシーンも満載で、早くもネトフリで実写化。全世界を沸かせているとのこと。そうだろうなあ。 さて本作、文庫書下ろし作品であった。次巻が出るまでしばし時間が空き、細かいところを忘れてしまうという難点があったものの、最終巻を読み終えるとこれまでにない達成感を味わえる。 そして数々のバトルを、のべ4巻に渡ってえんえんと繰り広げ(失礼)、迎えるラストはまあお約束なものだろうと思っていたけれど、ちょっと違った。どうして○○が必要なのか。○○の存在意義とはなんだったのか。そこに帰結するのだ。 ……正直最終巻の後半は「ここでまた回想!?」と引くけれど、
2025年12月30日


三日市零氏の『復讐は芸術的に』読んだ~
三日市零氏の『復讐は芸術的に』を読了しました~。 本作はこのミス大賞シリーズで『復讐は合法的に』の第二弾。 リーガルミステリーです。 短編形式で、モヤっとする事件を主人公エリスがすっきり解決してくれる形式。 ものすごく大きな事件ではなく、身近で、ひょっとしたら自分も遭遇しそうなモヤっ以上の事件をエリスとりあえず合法的に解決してくれるすっきり物語。 通勤時間でメンタルリセットをするには最適なアイテムです。 なんていうかね、はまりすぎず、浅すぎないという、絶妙な物語で、いいんだよ。 続編もあと2冊すでに出ている大人気シリーズですねえ。 現代人の読書時間のニーズへはまったのかもしれない。こういうのも大事なんですね。 おまけのイラストは拙作。画像クリックで無料サイトのエブリスタさん作品該当ページへジャンプします。『泣ける』青春小説です。よかったら~🍀
2025年11月16日
吉田修一氏の『国宝(上下)』読んだ!
か~な~り、時間をかけて、まったりと拝読させていただいた作品である。 映画がヒットしているのを知り、「まずは原作からかな」と手に取った作品。 吉田氏の作品は失礼ながら、これまたか~な~り、久々で、ブクロブでの記事のとおり、なかなかな独特な語り口文体で度肝を抜かれつつ読み進み、なーんてしているうちに、こうやって、一文が妙に長い、『国宝』吉田文体に感化されるくらい、ハマってしまったのだ。 おそろしや。 ゆっくり拝読するということは、キャラたちとつき合う時間が長くなるということで、歌舞伎の世界に随分と長い間たゆたわせていただくことができた。贅沢な時間であった。 本作、芸の物語である。 芸に生きるとはどういうことか。その厳しさはもちろん、身をおくことができる幸せさ、それを恍惚と味わうことができた。 もちろんキレイごとだけではない。ひとことでいえば、RADWINPSの『毒舌』リリックではないけれど、生きてりゃいろんなことがある、のである。 そういったリアリティがしびれるほど描かれている。 吉田氏、黒衣として3年、歌舞伎舞台裏にはりついてい
2025年10月28日


逢坂冬馬氏の文庫版『同志少女よ、敵を撃て』を読了~
逢坂冬馬の氏文庫版『同志少女よ、敵を撃て』を読了しました。 本作、単行本で刊行してすぐに大評判になったのでご存知の方も多いことでしょう。 わたくしも気になっておりました。「文庫になったら買おう」と思っていて、ようやく年末に文庫が刊行されたので入手。...
2025年3月22日


蝉谷めぐ実氏の『おんなの女房』読んだ!
蝉谷めぐ実氏の『おんなの女房』を読了しました。 ブクロブでも書いたのですが── 文政の江戸、歌舞伎女形へ嫁いだ志乃が、厳格な武家世界から芝居の世界へ放り込まれて奮闘し、そして──という物語である。 デビュー作『化け物心中』も圧巻の芝居の世界を描いたけれど、本作でも胸...
2025年3月12日


米澤穂信氏の『黒牢城』読んだ~
米澤穂信氏の『黒牢城』を読了しました✨ 米澤氏の作品は氷菓から楽しく拝読させていただいており、小市民シリーズが大好物でございます。 そんな米澤氏の時代小説。びっくりしましたねえ。どんなガチな時代小説ファンも満足する重厚なつくり。かつ、ものすっごくミステリ! だいたい歴史...
2025年2月24日
東野圭吾氏の『透明な螺旋』読んだ~
大晦日に東野圭吾氏のガリレオシリーズ10の文庫『透明な螺旋』を読了。 ガリレオシリーズ、物理学者の湯川学が捜査に協力して事件を解決へ導くというシリーズ。 時事問題がたっぷり盛り込まれ、多くの世代に渡った登場人物がそれぞれの思いで事件を複雑にしていく様子を、簡潔に、そして...
2025年1月1日
宮部みゆき氏の『子宝船』読んだ~
宮部みゆき氏の「子宝船」を拝読しました。 岡っ引き見習い北一と相棒・喜多次が事件に立ち向かう捕物帖シリーズ第2段。 さえないけれど、丁寧に暮らしていこうと心がける主人公・北一。 亡き親分の生業だった文庫を作って売りながら岡っ引き見習いとして日々奮闘。...
2024年12月21日
坂木司氏の『ショートケーキ。』読んだ!
坂木司氏の連作短編集『ショートケーキ。』を読了しました。 坂木氏の最大の持ち味といってもいい、「読みやすさ」。それが最大限に生かされた作品集です。 物理的に薄い冊子です。持ち運ぶのに実に軽い。昨今の書籍にしては価格も低め。...
2024年12月2日


朝井まかて氏の『白光』を読んだ~
朝井まかて氏の『白光』を拝読しました。 朝井氏の作品はデビュー作の『花競べ』から愛読させていただいている。 『ちゃんちゃら』あたりから、「この人、はんぱないぞ」を応援をさせていただいている。 本作も期待をうらぎらぬ熱量であふれている。...
2024年5月31日
東野圭吾氏の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』文庫版を読了
東野圭吾氏の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』文庫版を拝読いたしました。 東野作品の新しいヒーローと歌われる武史の登場作品です。 「名もなき町」とあるので、タイトルだけ見ると、架空のこじゃれた街の話かとも思えますが、現代舞台のよくあるちょっとした田舎町を舞台にした殺...
2024年4月14日
くわがきあゆ氏の『レモンと殺人鬼』読んだ~
くわがきあゆ氏の『レモンと殺人鬼』を拝読。 このミス大賞の文庫グランプリ受賞作品である。 読了感は正直よくない。かなり悪いともいえる。そういうのが好きなかたにはおすすめです。 ──そんなやつ、いねえだろ、とか思っていたころもあったけれど、世の中は広くて、そういうの大好き★と...
2023年8月15日


宮部みゆき氏の『魂手形』読んだ~
宮部みゆき氏の三島屋変調百物語七之続『魂手形』を読了。 宮部氏の時代小説、怪談でございます。 本作、文庫版が出るたびにわくわくして手元にお迎えしております。 今回はこのめちゃくちゃ暑い夏にまさにふさわしい怪談。読んでいる最中は暑さを忘れましたぞ。...
2023年8月1日


塔山郁氏の『病は気から、死は薬から』読んだ~
塔山郁氏の『病は気から、死は薬から』を拝読。 薬剤師シリーズの第4弾である。 美人薬剤師のノウハウで謎解きをする日常系ミステリーでございます。 本作は漢方も登場。 ブクロブに記載したとおり、漢方ネタがたっぷりの作品。よく聞く薬も多く登場するので読み手はドキっとしてしまうのだ...
2023年7月24日


村上春樹氏の『街とその不確かな壁』読了!
村上春樹氏の『街とその不確かな壁』を読了しました! なぜ「!」がつくかといえば、お読みになった方はおわかりでしょうが、読むのに大変苦労をした作品だからである。 とくに前半は『世界のおわりとハードボイルドワンダーランド』の壁のはなしのほうを抽出して、まあいっちゃえば、ねちねち...
2023年6月3日


原田マハ氏の『〈あの絵〉のまえで』読んだ~
原田マハ氏の『〈あの絵」のまえで』を拝読。 ブクロブにも書いた通り、原田氏のガチ美術モノと、ほんわかモノの中間みたいな短編集。 絵画にまつわるほんわかヒューマンエピソード集かとおもいきや、どの話もグルメワードが登場。これがですね、最高に美味しそうでお腹がすく。...
2023年5月7日
原田マハ氏の『総理の夫』読んだ!
原田マハ氏の『総理の夫』を拝読。 おや? と思われたかた、そうです、お察しのとおり、本作は結構前の作品である。単行本が刊行したのは2013年である。10年前ですね。 なぜにいまごろ? というのはですね、忘れていたからです!...
2023年4月30日


塔山郁氏の『甲の薬は乙の毒』読んだ~
塔山郁氏の薬剤師・毒島香織シリーズ第2段、『甲の薬は乙の毒』を読了しました。 上記、ブクロブにも書いた通り、本作は主人公のホテルマン・爽太がくりひろげる、お薬ミステリー。 ホテル業、薬剤業のふたつの業界を知ることができて、知的好奇心が満たされる1冊となっております。...
2023年4月9日
南原詠氏の『特許やぶりの女王』よんだ~
南原詠氏の『特許やぶりの女王』を拝読。 2022年このミス大賞受賞作でございます。 このところ、「このミス大賞」シリーズを拝読させていただいている。 どれも勢いがあって面白いですねえ。 さて、本作。 ブクロブに書いた通りの感想でござった。 すなわち──...
2023年3月11日
塔山郁氏の『薬も過ぎれば毒となる』よんだ~
塔山郁氏の『薬も過ぎれば毒となる』を拝読。 塔山氏の作品ははじめてである。このミス出身のかたですね。わくわく。 ブクロブにも書いたのですが── 本作は ホテルマンの主人公が出会った、薬剤師の女性がその薬の知識で謎を解いていくシリーズ、第1段である。...
2023年3月5日


2 日前
















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