南原詠氏の『特許やぶりの女王』を拝読。
2022年このミス大賞受賞作でございます。
このところ、「このミス大賞」シリーズを拝読させていただいている。
どれも勢いがあって面白いですねえ。
さて、本作。
ブクロブに書いた通りの感想でござった。
すなわち──
リーガルものである。弁理士の主人公が警告を受けたVTuberを守れるか、というもの。
このミス大賞受賞作品である。
凄腕主人公があの手この手でピンチを切り抜けていくのは気持ちがよい。ターゲットとされた人気VTuberもかっこよくてワクワクする。リーガルもの、がお好きなお方におすすめである。まあ、なんというか……解説にあるとおり、専門用語をばっさり切ったためであろうが、書籍小説というよりweb小説として読むには読みやすいレイアウトになってはいる。ひょっとしたら電子書籍で読むのが最適かもしれませんね。文庫を買ったので、その点がちょびっと不満でございます。
ブクロブには書かなかったけれど、正直「え? これが大賞なの?」と。失礼ながら、この年は不作だったのか? とまで思ってしまった。審査員の好みとか、わたくしの好みとかいろいろあるのはわかるけれど、つくづく選考って難しいなあって。きっと、運命ってやつですね。どんな実力があれば、満場一致でよし、とされるのか。その基準も都度変化するでしょうし。うん、やはり運命なのでしょう。
Comments