このミス大賞2022隠し玉シリーズの1冊である。
当然、ミステリーである。
帯には、「ぬるま湯みたいな貴方の人生に、感電死するような刺激をお届けします」とあった。ほほう。感電死。では、とAmazonでポチった品であった。
ブクロブでも書いた通り──
作家が主人公。筆者と同名である。
刺激のある日常を求めていたところ、ある人物の伝記執筆依頼が舞い込んで、からのミステリである。
冒頭までは「なかなかダラダラした生活臭ただよう流れだなあ」と感じさせるものの、これが味わいとなり後半からラストへの怒涛の展開へと進んでいくのだ。
とにかく、キーパーソンのキャラに、境遇がエグい。
エグすぎて、人間とは強いものなのだな、と本筋からは斜め上の発想に逃避しないといけないほどである。さらには解説。こ、ここまで書くとはと、震えた。援護射撃に拍手である。
さて、本のツボシリーズにはTwitterで紹介したとき画像が付いてこないので、シロクマ画像をつけておきましょう。
拙作『シロクマは過去を夢見る(全10話)』完結済みでございます。
よろしくお願いいたします。
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