青春長編、完結しました~🍀
- さく 天川
- 10月25日
- 読了時間: 3分
エブリスタさんで連載していた長編の青春ヒューマンラブ物語が完結しました!
だって君が「好き」っていうから
……このタイトル、「どうしたら『泣ける』青春になるか」と七転八倒してセリフ調にしたんですけど。タイトル中にセリフを入れると、各所で紹介するときに、めちゃくちゃ表記しにくいということに気づきました。くうう。
これぞまさに、後の祭りでございます。
さて、前回の記事でもお伝えしました通り、本作は集英社オレンジ文庫さんのエブリスタイベントで、お題が『泣ける』かつ主人公は十代で長編なら8万文字程度、というもの。
ひとことでいえば、大変だった。
脳みそというより、体力!!! が。
いやもうねえ、原稿ってやっぱり体力なんですよ。村上春樹氏が暇さえあればランニングへいっているみたいなエッセイを読んでいたころは、「なんだよ、それがオシャレなのかよ」とか思っていました。ゴメン。そういうことじゃない。体力がないと、構想に意欲があっても書けないんだよ!!
三十代のころには気づけなかった。
そろそろ還暦が見えててきたので、体力問題は切実なのである。
心がけて年齢の話は控えてきたけれどね。もうね。ここは声を大にしていいたい。
月10万文字脱稿状態にする体力っていうのは、三十代くらいの特権なのだ。
書けるうちにたーんと書いておいてくだされ。
以降はじわじわと更年期とかなんだかんだと、自分の時間ができても身体がゆうことをきかぬのだ。目だって悪くなるしさ。視力問題なんて切実だよ! 指関節問題だって襲ってくるよ! 他人事じゃなかった~となるまえに、若人よ、たーんと書いてください。
……あれ? 完結お知らせが、年寄りの愚痴に。
さて本作、「青春」でイベントをやるよ~、とエブリスタさんで夏前ごろから告知があって、心構えはできていたけれど、それ以上の情報がなかったので、お題が『泣ける』ってきてから「なんだと!」と必死に発案、プロット、箱書き、執筆を1か月弱でやって、推敲しながら投稿するという、わたくしには「あるまじき」スタイルで駆け抜けた作品でした。
「泣ける! ってなんだ! なにが泣けるんだ! 死別ものか? そんなの書きたくない!(失礼) 時をかけちゃう系も個人的に好きくない。じゃあどうする」ってんで、得意分野にぶち込んでみました。
ニーズじゃない世界観であっても、「好きくない」世界観の話を2か月くらい没頭してやったらメンタル病んじゃうんで。自分大事で!
本作舞台がやたらリアルなのは、お察しの通り、ほぼ毎日うんぬんしているエリアだからでございます。どことはいわなけれど、ときおりすれ違っては「おお、隊長だ」とか「この荷物○○へいくんだ」と早朝にこっそりワクワクしたりしております。
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『泣ける』青春ヒューマンラブストーリー
とあるトラウマから気持ちを言葉にするのが苦手になった女の子が、
大学体験をとおして研究活動に励む青年に惹かれて、けれど──
という青春成長ラブストーリーです。
ラスボスバトル、大どんでん返しあり。ハッピーエンド。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします~🍀
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