畠中恵氏の『まことの華姫』シリーズ二冊を拝読しました。
ひさびさに畠中恵氏の作品を読んだのだ。内容については上記のブクログに記載したとおり。『あしたの華姫』が最初に目について、「あ、これ、この前の話がある」というので『まことの~』から読ませていただいた。
二巻目が出るのに、結構タイムラグがあるので、立て続けに拝読できてラッキーなのでしょう。
華姫(人形)におっかけができていたり、その人たちが華姫のためにひと肌もふた肌も脱ぐというくだりは、さすが『しゃばけ』の畠中恵氏だなあと感服。ただね? すっごく読点が多い。「……なんかクレームとかあったのかな」と思うほど多い。時代物なので漢字が続き、読みやすくするためなんでしょうが。これを「わかりやすい」とするか「イライラする」とするか、好みが出ます。
江戸モノかつバタバタコメディがお好きな方にお勧めです。