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20210806 ワンタンと稲荷弁当.JPG

お弁当と時々物語

カフェ・ド・ヨルツキ

 気がつけば、明日は大晦日。

 今年も息をするのと同じように書いてまいりました。

 とくにエブリスタ。

 ここへアカウントを作ったのは随分と前になりますが、今年はガチ参加。あれこれ読ませていただき、とっても楽しかったし勉強にもなりました。

 皆さまの新作通知を受けるたびに、「みんなこんなにがんばっている!」と励まされ、そして脅かされた。自分、ぜんぜん書けていない、と震えたり。

 振り返ったら、そうでもなかったのでホッとしたり。

 

 こんな感じで☟


1月 羽奈の改稿

2月 羽奈の改稿

3月 羽奈の改稿

4月 羽奈の推敲

5月 羽奈の連載

6月 羽奈の連載 + 別長編の推敲

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ホシ持ち羽奈の恋わずらい

青春ラブ×アクション×現代ファンタジー長編

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7月 羽奈の連載完了 + 別長編のプロット

8月 無自覚さんのバスクチーズケーキ + 別長編の箱書き

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無自覚さんのバスクチーズケーキ

青春ラブ掌編

9月 別長編の初稿

10月 別長編の初稿

11月 別長編の初稿

12月 別長編の初稿脱稿 + キジトラの君を巡る夫婦協定

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キジトラの君を巡る夫婦協定

高校生青春ラブコメ短編

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 まとめると──

 12万文字クラスの長編1本と、未発表の12万文字長編1本。

 その前から関わっている未発表12万文字長編1本の推敲もやっていた。

 これに妄想コン2本参加。

 特に羽奈は実は初稿を脱稿してから、改稿を繰り返し、バージョン4くらいのブツをご覧いただいております。

 まーったく。羽奈だけでのべ何十万文字書いたんだか……。

 これ以上踏ん張ると死んじゃうので、来年もボチボチやってまいります。

 来年もどうぞよろしくお願いいたします✨

(画像クリックで創作用HPへジャンプします)


 蝉谷めぐ実氏の『化け物心中』を拝読。

 ブクロブで書いた通り、江戸での歌舞伎役者たちの物語である。

 演目の心中、そして鬼の事件、これらが絡んで謎解きがはじまる。

 歌舞伎の世界の物語なので、登場人物のほとんどは男。女子は歌舞伎ファンと花魁くらいなのだ。

 それなのに限りなく色っぽい。女形がたくさんでてくるからである。生物学上の男としてうまれたかれらが女を演じる。それゆえに、より色っぽいのかもしれない。

 

 冒頭からめっちゃくちゃつっぱしった文章である。

「なんじゃこりゃ~」と諦めてしまわれる方もおられるのでは。わたくしも、かなーり戸惑った。それゆえに濃厚な世界観。

 ひとたび、その語り口に慣れてくると強烈な世界観がたまらなくなる。

 解説で森見氏が「ぴちぴちした文章」といっていた、とあるが、わかる。わかるぞ~。

 しかもである。

 本作、デビュー作。新人賞受賞作品。……これくらい突き抜けていないと、新人賞は受賞できぬのかもしれませんね。

 そしてその後、本作でほかの文学賞を受賞するという快挙。

 この先、とても楽しみです。


(本作の画像をURLでひっぱってこられないので拙作つけときます☆ 画像クリックでHPへジャンプします)


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